いつも来てくれてる子のお母さんから

「その子が余命が1,2ヶ月」であると連絡をもらった

まだうちの店もオープンして1年も経っていなくて

その子と出会ってから何ヶ月かしか経っていないけど

何年も前から知っているような
そんなことを勝手に感じてて

そんな事はもちろんないんだけど

トリミングを通じて

今までどんな感じだったんだろうか
ってその子と、飼い主さんと一緒に過去を辿って

今どんな気持ちなんだろうって
をたくさん話して

これからは俺に任せてと約束をして

 

同じ時間を共にするようになって
最初は少し距離があったけど
いつの間にか膝に乗ってくれるようになって

そしたらなんかずっと一緒にいた気になるじゃない

でも命はいつか尽きる
これまで出会ってきたたくさんの犬たちも

そうであったように

そして、この命の終わりと向き合うとき
いつも心の中で話しかける
「自分はトリマーとしてキミにできることを精一杯やれてたかな?」って
たかがトリマーなんだけどさ

そしたら、応えてくれる
「その答えは今までたくさんしたお話の中にあるよ」って

だから、そう言われていろいろ思い出して探すけど
どれだけ探しても、思い出しても
その答えはいつもわからなくて

でも、話してくれたことはちゃんと覚えてる
だから、それを、その声を
誰かに届けて、たくさんの犬に届ける

そしたら、いつかわかるかもしれない
そしたら、キミとずっと一緒にいれるかもしれない

そうやってまた明日もトリマーを続ける

自分が続ける理由はそれだけでいい
 
 

トリマーとしてキミと出会った
そして、約束した
それに全てをかけて

 

 

 

これからも共に命を燃やそうぜ


そして


折れることなく、消えることなく生き続ける



己が信念となれ

 

 


今そんなことを思ってるよ